新技術

いつでも“ベストショット”――デジカメ向けの新技術が登場

どういう技術かというと、

集合写真に写っているすべての人がしっかり目を開けている写真を出力する技術

電気通信大学で、いまも研究が続けられているのだが、仕組みとしては、

シャッターを押してから0.5秒の間に15枚を連続撮影し、撮影画像の中に全員が目を閉じていないベストショットがあればOK。誰かがまばたきをしていたら、ほかの画像から目の部分を切り出して“はめ込む”というもの

まず、「0.5秒に15枚」の論拠は、人間のまばたきの回数は1分間に約20回で、一回あたり0.2秒から0.3秒だそうです。そのため、0.5秒の間に15枚の連写を行えば、撮影画像の中に、目を開いた写真が必ずあるそうだ。
研究段階なので、いまのところいちいちPCに取り込んで作業をしているようだが、研究が進めば、ROMにプログラムを書き込んでデジカメ本体に搭載し、デジカメ自身が自動で作業をするようになるだろうな。それには、デジカメ自体の性能向上*1が必要となってくる。
いまのところ、手を挙げているメーカーはないようだが、産学共同で研究を進めていく必要がある段階にきているんじゃないのかな。

*1:高解像度化やデジカメ内蔵CPUの高速化など