ガキロック

ギャングキングの作者が、昔、連載していた漫画の新装版。
といっても、10話で打ち切りになり、単行本化はされないといわれていた作品が、ギャングキングの成功を受けて、陽の目をみたというもの。

舞台は、浅草界隈。主人公は、高校には進学せず、ストリップ劇場を経営する親父の家を手伝いをしている17歳の少年。
ケンカ三昧のストーリーで、まあ、打ち切りになるのも仕方ないかな?とは思う。
ただ、後半の話は、主人公の根っこにあるものとかが見えてきたり、最終話になる10話目のラストには、この後につながりそうな、女子高生がでてきたりしていて、正直、もう少し読んでみたいなという想いもある。

まあ、商業誌に連載している以上、人気がでなければ打ち切りになるのは、当然でこういう経験を経て、ギャングキングに繋がっているのだろうなと思うと、良い経験になったのではないでしょうか。