DEATH NOTE
具体的な時間軸が設定されてないので、デスノート一巻の初版刊行である2004年4月にしました。
まずは、一巻から四巻までの、おさらい。
デスノートについて
リュークの所有するノートは2冊。うち1冊を月が保有、残り1冊はリュークが保有
- 基本設定
- ありえない事はできないが、やってもおかしくない範囲の行動なら犯罪者や周囲の人物を操作可能である。
How to Use
- 書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。ゆえに同姓同名の人物に一遍に効果は得られない
- 名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くとその通りになる
- 死因を書かなければ、全てが心臓麻痺となる
- 死因を書くと更に6分40秒、詳しい死の状況を記載する時間が与えられる
- 死亡時刻を指定することも可能
- 死亡状況の記載により、ある程度本人や周囲の状況を操作することが可能
- 遠距離に瞬時に移動するなど、物理的に実現不可能なことはできない
- 知らない人間の顔を描かせたりすることはできない
- 本人の知らない情報や、考えもしない事はできない
- 死亡状況を書いた後で名前をデスノートに書いても、それが有り得る状況ならばその通りの状況で死ぬ。
- 名前を書くまでの有効期間は人間界単位で約19日間。
- デスノートに触れた者は、そのノートの元の所有者である死神(月の場合はリューク)の姿を見ることが出来る
- デスノートの切れ端に触ってもリュークの姿は見えるし、切れ端でも人を殺すことは出来る
- デスノートの所有者以外でも、顔と名前の認識を持って名前を書くことで、所有者と同じ効力を発揮できる
- 生後780日に満たない人間に対するデスノートの効力発揮は不可能
- 同一人物の顔を思い浮かべ、4度名前を書き間違えると、その人間へのデスノートの効力発揮は不可能になる
- 死因に「自殺」も有効
- 名前を書かれた人間以外の第三者の死を直接招くような死に方はさせることができない
- デスノートに書いた死因・死の状況は6分40秒以内であれば何度でも変更が可能、ただし書かれた本人が死ぬまで
- デスノートに書かれた名前の人間の死を止めることは不可能
- デスノートを紛失または盗まれた場合、所有権の有効期限は490日
- デスノートの所有権を失った人間は、<死神の目>の契約をしていた場合、その効力を失う。また自分がデスノートを使用した事等の<記憶>が無くなる。ただし 記憶は全て無くなるのではなく、自分の行動で、デスノートの部分が絡まない<記憶>は残る。
- <死神の目>の取引をした者の寿命はデスノートの所有権を失っても元には戻らない
- 所有権を自分にしたまま、デスノートの貸し借りも可能
- デスノートの又貸しも可能
- デスノートを借りた側には死神は憑いてこない
- デスノートを借りた者は<死神の目>の取引は不可能
- デスノートを貸している時に所有者が死ぬと、所有権は現在ノートを持つ者に移る
- デスノートを盗んだ者に所有者が殺された場合、所有権は盗んだ者に移る
- デスノートの所有者である死神が死んでもデスノートだけは残る
- デスノート所有者の死神が死んだ場合、その後にノートに触れた死神に所有権が移る
- デスノートを持った人間同士でも、相手のデスノートに触れない限り、相手の死神は見えない
- 人間界で使われるデスノートは、生きた死神が人間界で人間に使わせる意思がなければならない
- 憑いた死神が死んでも、その死神が人間界に持ち込んだデスノートの効力に変化はない
- 二冊以上のデスノートの所有権を持った場合、一冊でも所有権を有する限り、デスノートに関する全ての<記憶>は消えない
※デスノートを使って人を殺した人間は、天国にも地獄にも行けない
死神について
- 死神はデスノートで人間の生命を予定よりも早く奪うことで、その分だけ自分の寿命を延ばすことができる
- 死神は神なので拳銃でもナイフでも殺せない。
- 死神は<死神の目>をもつ
- デスノートを落とした死神は、所有者の最期かノートの最後を見届けなければならない。それゆえリュークはライトのそばにいつもいる
- 死神は必ずデスノートを1冊は所有していないといけない
- 所有しなくてはいけないデスノートには、人間への譲渡,書き込みは許されない
- ただし、死神同士のデスノート交換,他の死神のデスノートへの書き込みは許される
- 死神は人間に<死神の目>で見える名前・寿命を教えてはならない
- 死神が特定の人間に好意を持ち、その人間の延命にデスノートを使うと、使った死神は死ぬ
- 死神もがんばると疲れる
<死神の目>について
- <死神の目>が発動すると、相手の「本当の」名前と(本来死ぬ予定の)寿命が見える。(おそらく死亡時刻)
- <死神の目>は人間に与えることもできる。代償はその人間の残りの寿命の半分
- <死神の目>を持った人間でも、自分や他にデスノートを所有する人間の寿命は見ることが出来ない。
- 人間の名前・寿命を見るには、相手の顔の左右半分以上を見る必要がある
- 人間の名前・寿命を見るには、相手の顔の頭から鼻まで見る必要がある
- 顔全体が見えていれば、相手の名前・寿命を知ることができる
- 条件さえ満たしていれば、写真や映像で相手の名前・寿命を知ることができる
- <死神の目>を持った人間の視力は元の視力に関わらず、3.6以上になる
登場人物
- キラ=夜神 月(やがみらいと)
- 歪んだ正義感の持ち主。偶然、手にしたデスノートを使い世界を変えようとしている。警視庁幹部の父を持つ。
- リューク=ライトの死神
- 死神大王を騙してデスノートを二冊所有。うち一冊を人間界に落としてしまう。(故意に?)
- “L”(エル)
- 数々の難事件を解決した探偵。世界中の捜査機関を動かせる力を持つ。これまで一度も司法関係者に姿を見せたことはなかった。キラ事件について、誰よりも早く個人による犯行であることに気づいた人物。キラ対策で「竜崎」、「流河」などと名乗る。
- ワタリ
- “L”の右腕。司法関係者と“L”のパイプ役。普段は、帽子を目深にかぶり、手袋、外套を着込んで正体を晒さずに現れる。壮年の男性として、姿を見せたことがあるが、本物のワタリかは不明。
- 夜神総一郎
- ライトの父。警察庁の刑事局長。キラ事件捜査本部の責任者。責任感が強く、揺るぎない信念で、病身の自分の命を賭けて鬼となりキラを追う。その反面、息子ライトにキラの嫌疑がかかると動揺を隠せなくなるという家族思いの一面も。
- 夜神総一郎の部下
- 松田、相沢、宇生田、模木 。専従捜査班を解体し、新体制構築時に残った部下。
- レイ=ペンバー
- 警視庁関係者にキラがいると読んだ“L”が、FBIに依頼をし、日本にやってきた捜査官チームの一人。司法関係者で、もっともキラに近づき、そして、キラの正体を知った人間。デスノートによって死亡。
- 南空ナオミ(みそら なおみ)
- レイの婚約者。元FBI捜査官。キラ絡みの事件を内偵した婚約者が、バスジャックに遭遇。そのバスジャック犯が、キラによると思われる死に方をしたという偶然性に疑問を抱き、独自調査を開始。その矢先に、失踪する。
- 第二のキラ=弥海砂(あまね みさ)
- ストーカーに殺されそうになったところを、死神に助けられる。助けた死神は、死亡。その死神が持っていたデスノートを、レムを介して入手。過去に両親を強盗に殺害されるという事件に遭遇。犯人はキラによって獄中死した。それ以来、キラに慕情をいだく。キラに会いたいがため、デスノートを使い事件を起こす。若手モデルとして、注目
されてもいる。
- レム(ミサの死神)
- ミサに、 デスノートを預ける。また、<死神の目>の能力も与える。なぜかミサに入れ込んでいる。
- 夜神粧裕
- ライトの14歳になる妹
- 夜神幸子
- ライトの母