国連常任理事国
バカで無知な俺ですが、たまには、真面目に政治を語ってみる。
ほとんど報道されていませんが、いま日本は、国連の常任理事国入りを目指し、暗躍してます。外交努力をしています。
まず常任理事国入りのメリットはなんだろうといろいろ調べた結果、以下のとおりではないかと思われる。
1.ステータスがあがる
2.発言権が増す
の二点のようです。
さて、では俺の立場はどうかというと反対です。
理由は、以下のとおり
1.について
常任理事国に加入して、発言権が増すということは、発言に対して責任をとるということだ。
黙って従うのも自由、意見を述べるのも自由。でも、その自由を行使してでた結果に対して、責任を果たすのも当然のこと。
常任理事国入りした場合、発言権が増し、日本のステータスが上がるのかもしれないです。でも、反面、派兵する義務が生じます。世界的な恐慌が発生した場合、世界の金融システムを維持するため、円借款の大幅な引き下げをしなければならないかも知れない。それは、すべて国民に被ってくるものです。
はっきり言おう、俺は戦場になんか行きたくない。*1
現段階で想定される可能性について、なんら説明がされていないです。もしかしたら、政府も外務省も、そんなことは考えていないのではないでしょうか。下手に説明して、国民の一部から質問攻めにあうとボロがでてしまうので、しっかり説明しないと考えると、合点がいくんですがいかがでしょうか?
2.について
常任理事国入りして、発言権を得られるようになるということは、日本の立場を、はっきりと明確に伝えなければならない。外交には、YESかNOの二択を迫られる場面が、必ずあります。禅問答のような、回答では意味ないですし、あいまいな態度をとるなんてもってのほかです。
また、なにかの決議のたびに、アメリカの顔色を伺って、答えをだすようでは、常任理事国入りする意味がありません。だって、いまと変わらないのだから。
以上の理由から、反対です。理由になっていないような気がしますが。
で、暴言吐きます。
常任理事国という枠組み自体を無くしてしまえば?
だって、ほとんどアメリカ主導になってるんでしょうよ。
アメリカのアメリカによるアメリカのための枠組みなんて、いらないんじゃない?アメリカが日本の常任理事国入りを支持しているのだって、自分の味方をふやしたいだけなんだろうし。