バンドエイド キズパワーパッド

通常のバンドエイドとは違います。
創傷(切り傷やら、引っかき傷やら、すり傷やらのこと)治療の場合、消毒してガーゼを当てるというのが普通だと思うんですが、最近は違うようです。
消毒はせず、生食*1もしくは、水道水で傷口をあらい、医療用ラップで患部を包むという手法をとるようです。
なぜそうするか。興味のある方や詳しいことを知りたい人は、専門家に聞いてください。
かいつまんで説明すると、擦り傷を作ったり、引っかき傷を作ると、そこに、透明な体液が滲んでくるのを見た経験があるかと思います。
これは、キズを直す成分を含んだ滲出液なんだそうです。これが乾燥してしまったり、ふき取ってしまったりすると、直りが遅くなってしまうんだそうです。
乾燥を防ぎ、ばい菌の進入を防ぐのに良い方法はないかと模索しているときに、別な治療目的で開発された医療用ラップを使ってみてはと、思いついた人がいて、使ってみたところ、直りが早くなったり、キズが塞がった後の突っ張り感がないなど良いことが多かったそうです。
で、その素材を民生用に使いやすくしたのが、コレ。
いままでのバンドエイドのように、パッドにガーゼがついていません。ただのゴムテープみたいです。
しかも、普通に保護シートはがしてつけても綺麗に張り付きません。
つけるには、ちょっとしたコツがいります。
でも、しっかり張り付いてしまうと、違和感がまったくないんです。

PCの組みバラ中に、指を切ってしまい、これを使ったんですが、バンドエイドを貼っているというのを忘れてしまうくらい、フィットし、周りの皮膚の突っ張り感もないんです。

一箱10枚入りで、680円という値段はスゲエな。

*1:生理食塩水の略