図書館で見つけた三冊

「テロリスト」がアメリカを憎む理由

「テロリスト」がアメリカを憎む理由

「テロリスト」がアメリカを憎む理由

2001年9月11日の同時多発テロから始まった自称「世界の治安を守る」アメリカと自称「イスラム世界を守る」テロリストとの泥沼の戦争
著者は、あの同時多発テロの際、ツインタワーのあるマンハッタンに滞在しており、生で、凄惨な現場を見てきている。
興味ぶかいのは、あの9・11以降、数多くの親米反イスラムの書物が出版されたが、この本は、ほぼ中立にあること。

オレが、気に入ったフレーズに、
「ある者にとって『テロリスト』は、ある者にとっては『自由の戦士』だということ」
頭ではわかっていた「事象は、様々な側面がある」ということを、改めて認識させられた。

はじめての政治学

はじめての政治学 (平凡社新書)

はじめての政治学 (平凡社新書)

政治とは何か、ナショナリズムとは?、という小難しい政治の世界を、父と子の対話形式で判りやすく書かれている。

アイドル政治家症候群

特定政治家を熱狂的に支持するのはなぜか?その秘密はどこにあるのかを探る。
とはいっても、この本はテオドア・ミロンの人格障害論を判りやすく解説したものらしい。「らしい」とは、まだ読み終わってないから。